・丹波路にも春が来て、ドウダンツツジとアセビが咲きました
長かった冬も終わり、丹波路にも春がやっと訪れ、サクラが咲き次いで、低木のアセビとドウダンツツジが咲き出しました。共にツツジ科の低木で、日本原産でもあり山野でよく見かける花木です。個別に見ると花も小さくて白色で、非常によく似ていて混同しそうです。
庭園にもよく植えられるドウダンツツジは
高さ1~5mでアセビよりやや低く、開花期は3~6月でアセビよりやや遅く咲き出して、遅くまで咲きます。
別名を満天星と言うとおり、釣鐘状の白色の花を、緑色の葉の中に下向きに鮮やかに咲いています。花には短い枝が着いています。たくさん分枝しますので、切込みを入れて分枝を促進してやると、真丸く仕立てることもできます。
一方のアセビは広い公園の生垣などにもよく見られ、高さ1~6mで、開花期は2月下旬~4月です。
別名を馬酔木といい、アセボトキシンという有毒成分を含むため、馬などが食べると酔った状態になるとされていますが、実際に馬はこれを食べないようです。
花はドウダンツツジと同じ白色で、やはり釣鐘状のやや長めの花を下向きに咲かせます。花数はドウダンツツジよりはるかに多く、円錐状にびっしりと複総状花序と呼ばれる花序をつけます。
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