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2011年2月17日 (木)

・これから需要の伸びるカイランの栽培と利用

カイランはアブラナ科に属する1年草です。ブロッコリーから別れてでき、東南アジアで改良されたのではないかと思われます。東南アジアでは重要野菜ですが、日本での栽培はあまり広がっていません。カイランは、主につぼみ・花茎・若い葉などを食べる野菜です。

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熱帯で栽培されているカイラン耐暑性耐寒性もあり、生育初期から茎がよく伸長し、開花期には背丈3060cm、茎の太さ13 cm程度になります。葉は濃緑色から淡緑色で、葉の表面にキャベツ同様にろう質があります。花弁はあるいは黄色で、出らいにつれて分枝が伸長します。花芽ができるのは主に低温に遭遇するためで、播種後1~5週間程度になってから1525℃以下の低温にあうと花芽ができます。



耐暑性はありますが、気温が35を越えると生育は悪くなります。また、乾燥には比較的強いのですが、茎が硬くなります。白花系統黄花系統があり、白花系統の出らい(播種後4560日)は、黄花系統の出らい(播種後6070日)よりも早く、早生性が高いようです。日本の品種のほとんどは白花系統で、黄花系統台湾地域など古い産地に多いようです。

栽培に当たっては排水のよい圃場を選び、あらかじめ堆肥1500kg10a苦土石灰100150kg10aを混和しておきます。生育期間が比較的短いため、元肥中心に施肥します。

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日本での栽培体系はまだ確立されていませんが、白花品種4月中旬~8月下旬頃に播種すれば、6月~11月にかけて収穫できます。直まき、移植いずれでもよく、直まきでは株間20cm35粒ずつ点播して、子葉展開時と本葉3〜4枚時の2回間引きます。移植する場合には、本葉が3〜4枚まで育苗し、株間20cm程度で定植します。乾燥肥料切れになると茎が硬く細くなるので、十分に潅水し、定植後には液肥を月12回程度追肥します。病虫害キャベツブロッコリーに共通のものが多いので、できるだけ生育初期防除するように努めます。特に高温期の栽培では、病虫害の拡大が早いので注意します。

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花茎
が伸長してきた開花直前収穫適期で、収穫が遅れると茎が硬くなり易いため、早め収穫します。主茎の基部に23芽を残して収穫すると、その後に腋芽が伸長して2度どりできます。先端の1520cmで切り揃え、適当な本数を束ねて出荷します。

カイラン栄養価は高く、タンパク3g、脂質0.2g、炭水化物を4.7g含みます。ミネラルでは特にカルシウム46mg110mgを多く含んでおり、ビタミンも豊富に含まれ、カロテン750μgC156mg含んでいます。

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中華料理

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には欠かせない材料で、あくをとるためさっと湯がいてから使います。つぼみ、若葉と花茎を利用しますが、肉類やきのこ類との炒め物、あるいは魚介類との煮込み料理にも良く合います。和風料理のてんぷらお浸しの材料にもなります。少し苦味がありますが、加熱すればそれも無くなり甘さがまします。ブロッコリーナバナグリーンアスパラガスの代用にもなります。炒めるときに塩、しょう油などで味付けしますが、からしを入れナンプラーを使うと一層味が引き立ちます。


関連の記事が 園芸植物・園芸情報 にもありますので、ご覧ください。

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