・数も殖え大きくなった赤ちゃんメダカ(続編)
メダカを貰って育てだし、1ヶ月あまりが過ぎた。生まれた赤ちゃんメダカも1ヶ月が過ぎ、離れたところからでも見える大きさになった。うまれた直後は透明で、頭でっかちのオタマジャクシ状であったが、今ではほぼヒレも揃って魚らしくなってきた。
親メダカはその後もどんどん卵を産み続け、兄弟も増えてきた。当初生まれたばかりの赤ちゃんメダカは、頭でっかちで体長は4mm、体幅は0.07mmしかなかった。といっても大きいのは頭だけで、ヒレは膜ヒレと呼ばれて、背ビレ、尻ビレと尾ビレはまだ未分化である。その膜ヒレだけで泳いでいて、しかも相変わらずぶつかりそうになると、体長の7、8倍くらい飛び離れるから不思議である。
現在では赤ちゃんメダカの水槽には約14匹(じっとしているかと思うと、時々他のメダカが来てぶつかりそうになると飛び離れるため、簡単には数えられず、正確な数は測定不能)の赤ちゃんメダカと無数の卵が入っている。
1ヶ月たつと体長も1cmくらいになり、そろそろ自分より小さい赤ちゃんメダカを食べだす心配が出てきた。体長は0.4~1cm、体幅は0.7~1.5mmまで、さまざまな大きさに生長してきた。大きい赤ちゃんメダカを子メダカと一緒の容器に移すか、第4の専用容器を作るか目下思案中である。今は大きくても子メダカと一緒にすると、赤ちゃんメダカはまだ小さいので、今度は水草の陰に逃げ回ることになり可愛そうであろうから。
子メダカは既に体長が1~1.5cmくらいで、体幅も2~3mmくらいになっており、もう親メダカと大きさが違うだけで、形に差はなくなった。ヒレは、胸ビレ、背ビレ、腹ビレ、尻ビレと尾ビレが明確になる。雌雄でヒレの形状が異なり、雄の背ビレの後縁に切れ込みがあるが雌にはそれがない。また雄の尻ビレは後ろまで同じ長さで長いが、雌では後ろへ行くほど短くなっている。子メダカの水槽を掃除していると、時折水草に卵を見つけた。それほど大きくなくても、栄養状態が良ければ産卵をするようである。
一方親メダカはぐんぐん大きさを増し、体長は2.5~3.5cm、体幅は3~5mm位になっている。よく水草に卵が垂れ下がっているのを見かけるが、それは産卵した卵を腹部につけたまま泳いでいるが、その後水草に付着させるようである。卵同士は付着糸でしっかりとむすばれている。成魚になれば20くらい産卵するようだが、今の親メダカは8~10卵くらい生んでいるようだ。卵を食べないようにえさを多めにやっているが、そうすると糞ですぐ水がにごるので、掃除が大変である。底に落ちた卵や、水草についた卵をピンセットで取ろうとしてうっかり落とすと、けしからんことに待ち構えているのが必ずいて、受け口で付着糸をくわえて逃げていく。
メダカは雌雄に係らず卵を食べるようで、腹に卵を抱いた雌まで卵を食べようとするのにはあきれてしまう。透明な卵は有精卵だが、白くにごった卵は無精卵で、やがてカビが発生して水を汚すので、見つけ次第除いてやる。
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