・私が20年来使ってきた手帳と筆記具
1970年頃までは、出版社などから貰った手帳を色々使ってきたが、いずれも帯びに短し襷に長しで、これと気に入ったものが無かった。それは上着の内ポケットに入れるのには、たいていの手帳は小さい点は良いのだが、分厚くてかさばって邪魔であった。ちょうど最近のテレビが薄さを強調するが、多少厚くても値段の安いものを消費者が望んでいるのが分からないのと同じである。その点女性はバグに入れるから、小型の手帳が好ましいのかもしれない。
手帳と愛用の筆記具
あれこれ比べた結果、パイロット社のWeekly A にいきついた。幸い私のような固定客もいるのか、1970年から2011年版まで継続して生産されており、少し大きな文具店であればどこでも購入でき安価な点も有難い(300円)。サイズは縦15.7mm、横9.1mmで、厚さはわずか3mmで、内ポケットに入れてもかさばらないのが有難い。よくある手帳のように、住所や電話番号を書くスペースは無く、必要最小限の欄が設けられている。
今まで使ってきた手帳
手帳の1頁
最初の頁に今年と翌年のカレンダーがあり、次いで年間のスケジュールが月別に書けるようになっている。次には左右頁にそれぞれ1週間単位の欄が続き、1月から翌年の3月の最終週までの欄がある。次には余白頁が4頁ほどあり、度量衡換算表、年利日歩換算早見表、主要都市ダイヤル市外番号表、書簡用語、お祝い・お悔やみ電報の例文集、年齢早見表があり、最終頁におぼえがきの頁がある。そこには、氏名、住所、電話番号、勤務先欄と空白欄があり、空白欄には旅券番号や保険証番号などを書き込んでいる。その下には家族メモ欄があり、氏名と生年月日が書き込める。家族や孫の誕生日を覚えていないとひんしゅくを買うので、必ずそこに必要な事項を書き込んでいる。
手帳を買うと同時に最初に皮製のカバーも購入し、確かワイレッドと他の色もあったが、ワイレッドの表紙を愛用している。それも20年を過ぎたので、角が擦り切れてきたが、まだまだ重宝して使っている。手帳とコンビに使う筆記具には、常時黄色のマーカーペンと3色ボールペンを、海外に行く際にも携行している。マーカーペンができる以前には、赤と青の鉛筆を使っていたが、黄色のマーカーペンは格段に便利で、線を引いてもくっきりしているが読むのに邪魔にならないのが良い。三色ボールペンにはこれも20年来、三菱社製の黒色と赤色のボールペンとシャープペンシルが入っているものを愛用している。
2011年の手帳
関連記事が 知的生産 にありますのでご覧下さい。
手帳の記入欄
手帳の最終頁・おぼえがき
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