2018年1月12日 (金)

・京都ホテルオークラのロビーを飾るフラワーアレンジメント

毎年9月に京都ホテルオークラで行われる、「櫻井よしこさんの文化講演会」に参加しています。2012年に最初に参加して以来、今年で6回目の参加になります。講演会の前にチョイスできる夕食を、今回は「ベルカント」の洋食を選んで家人と頂いた後、1時間30分櫻井さんの軽妙な話口で迫力ある講演を楽しみました。いつもながら感心するのは彼女が原稿なしで、きちんと数字を抑えて話をされ、時間通りにきちんと終わられる点です。その様子は先に、最初に参加した2012年の模様を紹介しています。

 今回はロビニーに飾られていたフラワーアレンジが見事でしたので、それを紹介します。何時もこのホテルではロビーに、素敵なフラワーアレンジメントが飾られていますが、今年は特にビバーナム・コンパクターの艶やかな赤や黄色の果実が美しく、これまた綺麗なリューカデンドロンの葉(苞葉)などと組み合わされていました。

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フラワーアレンジメント

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2018年1月 8日 (月)

・エジプトのナイル原産のパピルス草と、マダガスカル工芸品の押し花を漉き込んだアンタイムル紙

京都府立植物園の温室にはいつも熱帯作物が生育しており、熱帯スイレンの横にはパピルス草がいつも青々と生長しています。9月頃行った際には、いつも気が付かなかった花が咲いていました。あまり目立たない植物で、その花も薄茶色でびっしり小さい花が咲いているのに、誰も気が付かないで通り過ぎているようでした。パピルスはカヤツリグサ科カヤツリグサ属の多年生草本で、和名はカミガヤツリあるいはカミイです。

子どもの頃よくこのカヤツリグサを絡ませて、引っ張り合って遊んだ思い出があります。でもこの同じ形をしたパピルスを見ていて、どれが茎でどれが葉なんだろうと気になりました。調べて見ると葉は退化して葉身が無くなり、水中の茎の根元にあるようです。茎が伸びてその先にたくさんの花が花序として付き、その基部の周りに細長い総苞がまるで葉のように伸びています。

マダガスカル島の工芸品として、ナイロビで買ったアンタイムルシがあります。紙を漉く際に押し花を漉き込んで、乾燥させた観賞用にしたもので、一緒に紹介します。

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パピルスとアンタイムル紙

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2018年1月 5日 (金)

・返還前の香港で買った汕頭(スワトウ)刺繍のハンカチ

返還前の香港に何度か行きましたが、汕頭(スワトウ)刺繍のハンカチを欲しくて中環に行きました。ガイドブックを片手に、香港では老舗のリネン卸売屋の春生貿易行に行き、お目当ての汕頭刺繍を買うことができました。中国広東省汕頭で生まれた汕頭刺繍。1858年に天津条約が締結され、1860年以降、汕頭市を中心とした地方にヨーロッパ人の住居やオフィスが建築されました。18世紀に宣教師が伝えたヨーロッパの刺繍技法がこの地に伝わり、中国古来の技法と合わさって、この汕頭刺繍が生まれています。汕頭刺繍の職人は減少しており、手作りの汕頭刺繍の製品はますます貴重になっていますが、この汕頭刺繍がこの店では卸売り価格で買えるのです。

汕頭刺繍は中国三大刺繍の一つで、白地の布にドロンワーク、カットワークと言われる技法で白色の糸で刺繍するため、レースのような繊細なデザインが特徴です。ハンカチほどの小さなサイズのものから、テーブルクロスにもなるくらいの大きなサイズまで様々な種類がありますが、手作りだけに結構値段もしますのでハンカチサイズの物を記念に買いました。

先にタイの留学生に贈られた刺繍作品を紹介 しましたし、イギリスのバースで買ったレース編みの額を紹介 していますが、この汕頭刺繍も素敵な工芸品です。

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汕頭刺繍

 汕頭刺繍3枚の中央部の拡大です。きわめて繊細で緻密な美しさと洗練されたデザイン感覚は、究極の職人技です。熟練された高度な技術を要する技法で作られ、工芸品として扱われています。吸水性に優れた綿と麻の生地が使われているのが特徴であり、上品で美しいデザインが魅力的です。

  

 

 

 

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2018年1月 3日 (水)

・京都植物園のポインセチア展で最近の品種と珍しい原種が見られました

京都府立植物園では毎年215日~25日まで、クリスマスシーズンに合わせてポインセチア100品種700鉢が、観覧温室特別展示室などに展示されます。ポインセチアは

トウダイグサ科ユーフォルビア属の常緑性低木です。別名ショウジョウボク(猩々木)は、葉が赤く色づいたのを空想上の「猩猩」の赤い顔に見立てたことから呼ばれたようです。学名はEuphorbia pulcherrimaで、英名はpoinsettiaです。原産地のメキシコを中心に、中央アメリカに分布しています。

日本では12月頃にその真っ赤になった葉を鉢植えで楽しみますが、その後は寒さで葉が落ちてしまいます。何とか暖かい所に置いて春まで葉が持てば、戸外に出して水管理を十分にすればまた翌年咲かせることもできます。我が家でも毎年ポインセチアとシクラメンを夏越しさせて、窓際でラン類と共に咲かせて楽しんでいることを先に紹介しています。

日本でも九州の宮崎や鹿児島の温かい所では戸外で生育し、沖縄では大きな木に育っています。先にインドネシアにラフレシアを探しに行った時、戸外で大きく育ったポインセチアの木を紹介 しました。春まで生長していれば梅雨頃に切り戻しをして樹形を整え、切った枝を砂地に挿し木して増やすこともできます。穂木の切り口からでる乳液をよくふき取ってから、水か砂地に挿します。

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ポインセチア

 ポインセチアの花は特異な形状の椀状花序となり、多数の雄花と1個の雌花が組み合わされている ことを先に紹介しています。

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2017年12月25日 (月)

・京都タワーホテルでの「シャンソンを楽しむ夕べ」で、かわべ先生の英国フラワーアレンジメントショーを拝見し、華やかなひと時を過ごしました

師走に入った7日にかわべ先生のご招待で、家人と二人で京都タワーホテルで開催される「シャンソンを楽しむ夕べ」に行きました。かわべ先生の事は以前、英国フラワーアレンジメントの活動 と、更に著書と英国フラワーアレンジメントのデモンストレーションを紹介しました、先生は毎年タワーホテルで、お仲間3人と「シャンソンを楽しむ夕べ」としてシャンソンと、英国フラワーアレンジメント、更にステンドグラスを楽しむ夕べを開いておられます。 

 チケットは受付で受け取れるようになっていますとのことで会場に行きますと、開演よりかなり前でしたが女性の多くが先生ごとの3テーブルに並んでいました。受付テーブルの回りには大きな花活けが飾られており、中々華やかな雰囲気でした。 

 

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受付の花 

 会場受付に飾られていたお花二つを並べてみました。素敵なお花で、多分かわべ先生のお弟子さんなどの作品だと思いました。それぞれの花が素敵で、それらの花が惜し気もなく組み合わされていました。 

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2017年12月22日 (金)

・京都鹿ケ谷あたりの家から通りに張り出した、見事なピラカンサの艶やかな実を見ました

先日東山の鹿ケ谷にある泉屋博古館(京都) で開催されている「木島櫻谷展」を見ての帰り、通り道の上にまで大きく張り出しているピラカンサの木がありました。真っ赤な丸い実がたわわについていて、そのあまりの美しさにシャッターを切っていました。「アレっ雀が」と家人が言うのでよくよく枝を見ると、2羽の雀がわき目も振らず別々の枝で赤い実をついばんでいました。じっと見ていると周りの実が無くなるまで食べ、ああー満腹したとでも言わんばかりに休憩していました。

すこし前の紅葉の時期の写真をフェイスブックに先日紹介 していましたら、タイの友人から次のようなコメントがありました。「この時期は私の大好きな時期で、秋の木々は赤、黄、橙色などに美しく彩られ、種々の木の実もが賞味されるのを待っているので……」と紅葉を愛でる言葉と共に、栗鼠や兎、鳥などもこの時期を待ち兼ねているんだと思い起こさせてくれる言葉が続いていました。このコメントで、先日見たピラカンサと雀を思い出し、紅葉を待っているのは人間だけではないのだと、実感しました。

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ピラカンサと雀

 左下の写真に、1羽の雀が隠れています。どこにいるか分かりますか?

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2017年12月20日 (水)

・イギリス土産に買った、建物や人、エンブレムなどの型に作ったマグネット

マグネットその物の意味は磁石ですが、事務用品としてホワイトボードなどに書類を止める用途用に、棒状(マグネットバー)や円形の物が現れてきました。またメモなどを挟むクリップマグネットも便利な文房具品です。最近では更に金属性の書棚、家具などに飾りとして引っ付けるため、人形や動物、植物などの形状のものがお土産用品として販売されるようになってきました。 

地球にも大きな磁場があり北極にはN極が引きつけられ、南極にS極が引きつけられ、ます。この地球の磁場は変化しないと思っていましたが、先日千葉県で地球規模での地場の逆転の痕跡が認められたとの新聞記事がありました。日経新聞によると逆転は過去360万年間に少なくとも11回起きており、最後は約77万年前だったことを千葉の地層に含まれる鉱物などで明確にされたようです。

今回は前回のオランダで買った家形マグネットに続き、英国で買った建物などのマグネットを紹介します。

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英国で買ったマグネット

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2017年12月15日 (金)

・府立植物園の菊花展で今年も嵯峨ギクと小ギクのドーム作りを見てきました

京都府立植物園では毎年1020日(金)から1115日(水)まで、菊花展が大芝生地と展示場で開催され、 大菊・小菊等約1000本が展示され、販売も一部あります。今年は終了間際の115日に見に行きました。キクの原産地は中国ですが、奈良時代から平安時代に渡来し、人々に愛され和歌に歌われてきました。江戸時代には園芸ブームが起こり、品種改良が進み多くの品種が生まれてきており、現在約350種が日本に自生しています。江戸時代末期に日本にきた英国人により日本のキクが西洋に紹介され、その品種の豊富さに驚きキク栽培のブームが英国他で起こったようです。しかし西洋に伝わったのは日本の和ギクのごく一部で、厚物と呼ばれる大菊などはあまり知られておらず、二条城での菊花展などでは多くの西洋人を魅了 しています。   

キクには大きく分けて2種類あり、和ギクと洋ギクに分けられます。和ギクは更に花の大きさで大ギク(花の直径が18㎝以上)、中ギク(花径が918㎝)と小ギク(花径が~9㎝)に分けられます。大ギクは更に花形で厚物(厚物、厚走り、大掴み)、管物、広物・一文字に分けられ、矮性に育てる福助作りなどがあります。小ギクは更に仕立方で、懸崖作り、ドーム菊、仕立て物、盆栽、鉢植・地植え、キク人形などがあります。また②花の来歴・育成で、古典キクとして嵯峨キク、伊勢キク、肥後キク、江戸キク、美濃キク、奥州キクなどがあります。③咲く時期では夏キク、秋キク、寒キクがあります。④花型ではシングル(一重)とダブル(八重)に、また弁型(小花)でさじ弁、平弁、管弁などがあります。

洋ギクとしては和ギクの中ギクの作りやすいものが欧米に定着して改良され、主に切り花、スプレーギクとして、また鉢物ではポットマムとして日本に逆輸入されています。 

このように多くの種類があるキクの内、嵯峨ギクドームギク 大輪和ギクのキク花小ギクの仕立物古典ギクシュンギクの花序と花弁の形(小花) などについて紹介していますので、詳しくはそれらをご覧ください。

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嵯峨ギクと小ギク

 左上が嵯峨ギクで、他の3枚は小ギクのドーム作りです。

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2017年12月12日 (火)

・オランダ土産に買った、運河添いの家型に作ったマグネット

オランダのアムステルダムは何層もの運河に囲まれた美しい街です。その運河に沿ってはかっての大航海時代の豪商の邸宅が建ち並び、飾り窓の女性たち、アンネ・フランクの隠れ家なども並んでいます。東京駅の丸の内側駅舎はアムステルダム駅を模して作られたのではないかと言われるくらい、どちらも赤レンガ造りで横に長く、またそれぞれ皇族専用の部屋を備えていることなど、よく似た点が多くてなんとなく懐かしい雰囲気がします。またこの港から江戸時代にははるばる日本の長崎まで、貿易船が出港したわけです。港にはその船乗りたちを奥さんたちが涙を流して見送り、別れを惜しんだ「涙の塔」が今に残っています。

オランダに行った際にお土産に買ったのは木靴の模型と木靴のマグネット町並みなどのタイル画などで、これらについては先に紹介しています。オランダに行く際にオランダ航空(KLM)に乗ると、お土産によく家形をした置物を頂くことがありました。それらは高松の家にまだ置いてあり京都には持ってきていませんが、同じような家形をしたマグネットは部屋に飾っていましたので、それらを紹介します。

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アムステルダム

 アムステルダムの運河沿いに、美しい建物がこのように立ち並んでいます。

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2017年12月11日 (月)

・ヤバネヒイラギモチの艶やかな葉に、鮮紅色の丸い実がたくさんついていました

先日京都府立植物園に行った際に温室に行こうと木立の中に入った時、クリスマスカラーをイメージするような赤い実がたくさんついた木が見えました。あれ今までこんな木があったのかなと近寄って見ると、角ばった葉の縁に鋭い棘がありヒイラギの葉に似ていました。ヒイラギ(モクセイ科モクセイ属)にはこんな赤い実がつかないし、モチノキ科のセイヨウヒイラギかなと思いましたが、葉は楕円形で丸っぽいはずなのに不思議でした。近寄って見ると幸いラベルがついており、モチノキ科でヤバネヒイラギモチと名前が書いてありました。モチノキ科なら赤い実がつくのは当たり前と納得しました。先に葉っぱがヒイラギ、実の付き方がナンテンに似ているヒイラギナンテンを紹介しましたが、これはメギ科メギ属の常緑性の低木です。

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ヤバネヒイラギモチ

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2017年12月 7日 (木)

・海外で買った絵などを飾った我が家の壁ギャラリー(6):イギリスで買ったジョアンナ・シーンの押し花額ほか

今まで海外で買ったり頂いたりしたコレクションの中から、前回にはタイ、中国と韓国で頂いたり買った吊り飾りを紹介しました。これらのコレクションの中には飾り戸棚に入れないで壁に掛けたコレクションもあり、壁ギャラリーとしてタイの留学生から貰った刺繍などを先に紹介 しています。今回は壁ギャラリーに飾っている押し花の額を紹介します。

花の飾りは押し花以外に、プリザーブドフラワー、草花のアートボトル、ドライフラワ-、リースなど、楽しみ方も増えてきています。押し花の作り方もいろいろ最近は便利な道具の利用が可能になり、以前には考えられないような鮮明な色を保った押し花作品もよく見かけるようになりました。ここにはイギリス・ロンドンで見かけて買ったジョアンナ・シーン作の素敵な押し花額を紹介します。家人も花のアレンジメントを習っていて、同じような花額もありましたので一緒に紹介します。

英国のジョアンナ・シーンが始めた押し花額では、ボンドを全く使用せずにプレスされた花々を、絹を貼った台紙の上に置き額装しています。自然の草花の表情の豊かさを楽しめます。ジョアンナはハードボードの上に水取り紙を3枚置き、その上に用意した花を広げ、再度その上に3枚の水取紙を乗せ更に上にハードボードを置き、それらを弾性バンドで固く固定します。このパッケージを電子レンジで数分加熱し、内容物が冷えてから花が乾燥しているのを確認して、額に入れて仕上げています。

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押し花の額

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2017年12月 4日 (月)

・府立植物園の半木の森では一段と紅葉の度合いが進み、色鮮やかな情景に変化しています

紅葉の時期に京都府立植物園では主にケヤキの紅葉を楽しんでいました、今年は半木の森でも11月に紅葉を楽しみました。今年は更に黒谷の金戒光明寺の色艶やかな紅葉 を見ましたので、半木の森の紅葉はどうなっただろうかと、仕事で訪れたついでに見に寄りました。以前に見たより2週間後の11月末には一段と黄葉の度合いが進み、色鮮やかな世界に一新していました。今年はあまり雨も降らずに乾燥気味で、また夜温が急激に下がってきたためでしょうか、緋色に近い綺麗な赤色でした。何といえばよいのか日本の伝統色を調べてみると、似た色合いとして京緋色、粉紅(まがいべに)、濃朽葉(こいくちは)、海棠色(かいどういろ)、猩々緋(しょうじょうひ)、紅赤(べにあか)、赤・緋・紅・朱、深緋(こきひ)、思色(おもいいろ)、紅緋(べにひ)、緋色(ひいろ)などの分類がありどれが良いのか表現に迷います。後にその色合いを紹介しています。

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京都府立植物園

 植物園マップです。総面積約240,000(甲子園球場約6個分)、植物数は約12,000種類・約120,000本植わっていて、大正13年に開園した日本最古の公立総合植物園です。中学生以下と、70歳以上の人は無料で入園できます。

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2017年11月30日 (木)

・知っているようで詳しくは知らない風呂敷の包み方を紹介します

先日京都の名産品紹介の洛趣会を1 22回に分けて紹介しましたが、その中で風呂敷・袱紗の宮井さんのコーナーで「ふろしきのしおり」が置いてありました。日本風呂敷協会作成の、色々の風呂敷の包み方を紹介した冊子でした。なかなか興味深くて読んでみると、話には聞いていた西瓜包みやワイン包みなどの包み方も紹介されていました。

そこで風呂敷のルーツはどこだろうかと疑問になり、ちょっと調べてみました。物を包む布としての起源は奈良時代に遡り、正倉院宝物の中に舞楽の衣装包みとして用いられたもあります。ただしこの専用包みには、現在の風呂敷にはない中身を固定するための紐が取り付けられていたので、現在の風呂敷の利用方法とはかなり異なります。どうも、現在の風呂敷の利用は日本で始まったようです。

風呂敷の名称は、日本の室町時代末期に大名が風呂に入る際に平包(ひらつつみ)を広げ、その上で脱いだ服を包んだり、あるいは足拭きにした等の利用が伝えられています。室町時代の風呂は今の風呂とは異なり蒸し風呂(サウナ)でしたが、入浴の際の習慣は江戸時代にも残っていました。江戸時代初めになって、湯を張って入浴する現在の銭湯が誕生し、元禄時代頃から江戸や上方の町では銭湯が盛んになりました。庶民も衣類や入浴用具を平包に包んで持って、銭湯に出かけていたようです。風呂に敷く布で包むことから、平包に代わって「風呂敷包み」や「風呂敷」と広く呼ばれるようになりました。

最近は家庭に風呂の有る内湯が一般的になり、銭湯は少なくなり衣類を風呂敷に包んで行くことも見られなくなりました。しかし最近では化石燃料から作るレジ袋の使用は環境保護の観点からも好ましくない事から、マイバッグや風呂敷の利用が見直しされてきています。私自身は外国の人へのお土産に、舞子や芸妓などの着物姿の模様が入った風呂敷を使って好評です。たいていは奥さんが壁に懸けて飾ったり、ネッカチーフに利用されたりしているようです。また外国では布で物を包んで持ち運びする習慣は無いようで、図書館や美術館で箱の持ち込みを禁止することはあっても、風呂敷の持ち込みはセーフのようです。

ここには日本風呂敷協会の資料から、風呂敷の包み方を紹介します。意外と知っているようで、知らない包みもあるものですね。

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風呂敷・袱紗・宮井

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2017年11月27日 (月)

・タイ、中国と韓国で頂いたり記念品として買った吊り飾りコレクションを紹介します

今まで海外で買ったり頂いたりしたコレクションの中から、酉にまつわるポルトガル土産 シンブルコレクションマーブル紙のペーパーホルダーイギリス・バースで買ったレース編みの額 などを紹介してきましたが、しばらく途絶えていました。私の部屋の壁にはまだ紹介していなかった、スーベニアスプーン、キーホルダーや吊り飾りなどが下がっています。今回はこれらのうちから吊り飾りを紹介します。

家人とはもう旅行に行ってもお土産は買わないことにしましょうねと言っていますが、今までに集まった雑多なコレクションが狭いマンションにあふれています。研究室の本棚に動物の置物を置いていましたが、留学生が帰国した折などに今迄に無かった鳥や動物の置物をプレゼントしてくれたりして、ますます数が増えました。それ以外に私は活字中毒なので仕事に必要な本、楽しみに読む本などが、どの部屋の本棚にも溢れています。現職中には研究室というスペースがありそこに本なども置けましたが、それも無くなった今ではそこから持ち帰った本や品物で部屋が溢れかえり、ご近所の知り合いに頼み、段ボール数箱を置かせてもらったりしています。そんなわけで、さすがにもう断捨離をしなければと思っています。

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吊り飾り

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2017年11月23日 (木)

・黒谷の金戒光明寺で開催された洛趣会で、京都の工芸品を拝見し・懐かしいお菓子とお蕎麦を頂きました(2)

先には2017年の「洛趣会」で拝見した名店の中から、若松の高級帯地、一保堂の京銘茶、宮脇賣扇庵の扇、いづうの京寿司、田中彌の京人形、川島の西陣織物、宮井の風呂敷・袱紗などを紹介 しました。前回書き忘れましたが、このような神社仏閣での催しなどの場合には、入り口付近にたむろしている京都独特の「配膳さん」と呼ばれる下足番のおじさんのお世話になります。履物を預かってくれ、預かり札を頂いて部屋に上がります。今回家人は後に寄る所があり、キャスター付きのバッグを持っていたため係の女性に頼むと、ここは履物だけなのでと断られてしまいました。それを見ていた配膳さんは「預かってあげます」と声をかけて頂き、途方に暮れていた家人も助かりました。このような配膳さんはここでは履き物係でしたが、あらゆる会や宴席に出張して、お客様の案内、お茶接待、お膳運びなどの運営スタッフとして昔から活躍しています。ここには前回の続きで、拝見した名店の品などを紹介します。

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洛趣会

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2017年11月21日 (火)

・黒谷の金戒光明寺で開催された洛趣会で、京都の工芸品を拝見し・懐かしいお菓子とお蕎麦を頂きました(1)

「洛趣会」は、昭和3年(1928)の開始から、今年で83回を数える歴史ある展示会です。京都の老舗中の老舗30軒が、毎年文化の日とその翌日の1134日に主に大きいお寺を会場として、自慢の品を展示する園遊会です。今年は黒谷の金戒光明寺で開かれ、平成24年に続き6回目の開催のようです。販売は一切ありませんが、各店それぞれに趣向を凝らした展示がされており、歴史や美意識が詰まった魅力的な展示に目を奪われます。その展示の途中では表千家と裏千家が1日ずつ点(た)てられる一保堂の抹茶を頂き、とらやの菓子を賞味でき、その後にゆっくりと展示を見ることができます。最後には尾張屋の蕎麦を頂き、満足して帰宅するという段取りになります。昨年の仁和寺での洛趣会についても先に紹介 しています。

今年の開催場所の黒谷金戒光明寺の事は、先の紅葉紹介の折にも書いいます。山号は紫雲山で、浄土宗七大本山の一つです。山越阿弥陀図(重文)など数多くの文化財を所蔵しています。光明寺という寺は全国にたくさんありますが、「金戒」の二字が着くのはこの寺だけのようです。後光厳天皇が八世紀の雲空上人について授戒されたことで、「金戒」の二字を賜ったものです。授戒というのは、修行者・信者としての守るべき戒(信者が守るべき戒律)を授けることです。歌舞伎狂言の熊谷直実蓮生坊が出家した物語でも有名であり、春日局や竹内柄鳳の墓所もあります。勿論先に書きましたように、幕末の松平容保(かたもり)公の本陣旧跡や会津藩戦死者たちの会津墓地もあります、

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金戒光明寺での洛趣会

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2017年11月17日 (金)

・東山のくろ谷にある金戒光明寺紫雲の庭などの見事な紅葉を見てきました

先に京都府立植物園では、イチョウの木とケヤキの木々の紅葉 半木神社周辺の紅葉を紹介しました。その後何時も参加している京都の名産品の展示会が、今年はくろ谷の金戒光明寺で開かれるとのことで、114日に楽しみに行きました。金戒光明寺は東山の平安神宮の北側に位置します。

金戒光明寺は浄土宗の寺で、開山・宗祖は法然上人です。比叡山での修行を終え、四十三歳の時念仏の教えを広めるために、この東山にある紫雲山山頂の石の上でお念仏をされた時、全山にみなぎり光明があたりを照らしたことからこの地に草庵をむすばれました。これが浄土宗最初の寺院となりました。

金戒光明寺は幕末に、重要な役割を果たしました。幕末の京都は暗殺や強奪が日常化し、手のつけようのない状態になっていました。その頃の勤皇浪士の足跡の一部を先に紹介しています。文久二年(1862年)京都守護職に任命された会津藩主松平公は12月に入洛し、このくろ谷に本陣を構えました。

この金戒光明寺に会津藩士1000名が常駐し、京都守護職本陣に選ばれたのにはそれなりの理由がありました。徳川家康は幕府を盤石なものにする為に、特に京都には力を注ぎました。直轄地として二条城を作ってその横に所司代を置き、何かある時には軍隊が出動できるように黒谷と知恩院をそれとわからないように城構えとしていました。寺に入ろうとすると後の写真にもありますが、かなりの石段に取り囲まれ、堅固な造りになっていて正にお城のようです。上からの眺望は良好で、特に西からやってくる敵に対しては大山崎(天王山)、淀川のあたりまで見渡せます。二つ目の理由として、御所などの重要な場所に近い点があります。御所まで約2㎞、三条大橋東(粟田口)までは1.5㎞の下りで、馬で走れば約5分、人でも急げば15分で到着できる要衝の地でした。更に、千名の軍隊が駐屯できる約4万坪の大きな寺域があり、居住するに十分な宿坊がりました。

その日に家人は大きな荷物を持っていたので、やっとの思いで階段を登りお寺に入りました。帰りには丁度客を載せて来たタクシーがあり、幸いそれで楽に地下鉄の駅まで行けホッとしました。行きには大変な思いをしましたが、洛趣会で見事な工芸品、名産を拝見し、また山の頂だけに色鮮やかな紅葉が見られて満足致しました。ここにはその時に見た見事な紅葉を紹介し、洛趣会の様子は次回に紹介します。

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金戒光明寺

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2017年11月13日 (月)

・植物園内にある半木神社の池周辺でも木々の紅葉が進んでいました

先に京都府立植物園では、イチョウの木とケヤキの木々が紅葉を始めていたことを紹介 しました。正門から入ってまっすぐ進むと大温室の前を通り、桜の木々の間を抜けると半木神社に着きます。半木は「なからぎ」と読み、この辺りは古くからこの地域の地名でした。しかしこれが読めない人が増えたせいか、今では「はんぎ」と振り仮名が住所標識などにふってあり驚きます。

紅葉(こうよう)と書くとモミジとも読み、また晩秋に落葉広葉樹の葉の色が紅葉や黄葉に変化することも意味します。また、モミジと打ち込むと紅葉あるいは黄葉に変換されます。モミジという植物は意外となくて、一般にカエデの類が対象となり、何か特定の植物を意味するものではありません。また色の変化も紅葉、黄葉と褐葉などの色の区別はなかなか難しい場合が多く、一般には紅葉と表現されることが多いようです。

落葉広葉樹の葉は常緑樹の葉とは異なり、一般に薄くて冬の寒さに対する抵抗性はなく、落葉することで木自体の身を守ります。先ず光合成をしていたクロロフィルが分解されます。その過程で種類によってクロロフィルが分解して元からあったカロチノイドが目立ってきたり、アントシアニンなどの色素ができたりして紫外線などから葉を守ります。その間に、葉に蓄えられた養分を茎や根に回収します。元からあったカロチノイドを持つ葉は黄葉し、アントシアニンができた葉は紅葉します。養分の回収が終わるとエチレンなどの老化ホルモンが作られて葉の基部に離層ができ、枝から葉は離れ落ちるようになります。回収された養分は、春になって新しい葉ができるのに使われます。

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紅葉

 落葉樹に交じり常緑樹もあり、紅葉の色合いが非常に複雑で、微妙な紅葉の色合いが楽しめました。

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2017年11月10日 (金)

・今年もイチョウの木は黄葉し、ケヤキの木々も紅葉が始まりました

キンモクセイが芳香を漂わせたと思ったら、京都府立植物園ではイチョウの木は黄葉して銀杏をつけ、エントランスではケヤキの木々が紅葉を始めていました。イチョウの木はイチョウ科イチョウ属に属する、中国原産の裸子植物です。普通に見かける被子植物と異なり、タネになる胚珠が裸状態で花の中にあります。世界古来の樹木の一つであり、世界的に繁栄したが氷河期にほぼ絶滅し、イチョウは唯一現存する種(シュ)なんです。現在イチョウは、生きている化石として絶滅危惧IB類に指定されています。

イチョウの木は日本ではよく見かけますが、ヨーロッパではあまり見かけません。それはヨーロッパのイチョウは細菌によって死滅した後に、1693年に長崎に来ていたケンペルによりヨーロッパに持ち帰られたものからだけ広がったためです。イギリスでお世話になったシュワーベ先生も、庭に植えられた小さなイチョウを自慢していたことを思い出します。

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紅葉

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2017年11月 7日 (火)

・今年も平野神社では酔芙蓉の花がお酒に酔ったように白色から薄赤色、赤色と色とりどりに変化していました

昨年秋にスイフヨウ(酔芙蓉)の花を偶然平野神社で見かけ、白色、薄赤色や赤い花が綺麗に咲いていることを紹介 しました。スイフヨウはアオイ科フヨウ属の落葉低木です。先に同じ科で同じ属のハイビスカスフヨウを紹介 していますが、葉の形態は共通で花弁も5枚で旋回し椀状に広がっています。先端で円筒状に散開するおしべは根元では筒状に癒合した雄ずい筒を作り、その中心部からめしべがさらに突き出て5裂しています。ただ酔芙蓉の花弁は一重ではなく、普通では八重の花でたくさんの柔らかい花弁が何層にも重なっています。

スイフヨウは朝咲いた時には白色ですが、午後にはピンク色から赤色の変化します。マツリカ(茉莉花、アラビアジャスミン)の花も同様に、同じ株から白色から薄紫、ピンクがかった紫色など、いろんな色の花が一緒に咲いてとても綺麗なことを紹介しました。

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酔芙蓉

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