2018年6月19日 (火)

・初夏になるとゼラニウム、シラン、ウツギとカシワバアジサイの白い花が緑葉に良く映えます

初夏が近ずくと緑色の葉に白い花が涼し気になることを、ヤマボウシ、タイサンボク、クチナシ、アジサイとナンテン 1994年に、またタイサンボク、ハスとオリーブ について2015年に、また同年に更にヤマボウシ、ユッカとキョウチクトウ について紹介しました。白色はシンプルな色ですが、暑い時期には白い花は涼し気で、見ていると心も落ち着いてきます。シンプルでいながら落ち着く色で、身に着ける衣服と同じで、白い花が映えてきます。野生植物の花は白色か黄色が多いのですが、バラ、ツバキやボタンなど、園芸植物でも白色は無くてはならない色のようです。身の回りの植物を見ていますと以前紹介した花に加え、ゼラニウム、シラン、ウツギとカシワバアジサイなどまだまだありました。

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白い花

 白い花のアップだけを載せています。

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2018年6月16日 (土)

・ジャーマンアイリスとイチハツの開花後には大きな実が着くので早めに取り除きましょう

先にキンギョソウ、ナデシコとパンジーの開花後 、更にスイートピーでも開花後には 、花がらを早めに取り除いた方が、その後も長く咲き続ける事を紹介しました。ジャーマンアイリスとイチハツなどの多年草では、大きな花が数輪咲いた後は株だけが生育したのち休眠し、翌春にまた生育を再開して開花します。これらの多年草でも開花後に着く大きな実を取った方が、株が弱らずに旺盛に生育して、翌年に大きな花をつけるようになります。

ジャーマンアイリスとイチハツについては平野神社で咲いた花を先に紹介しています。ハナショウブや、アヤメ、ガキツバタなど多くの綺麗な花があるアヤメ類のうちで、外花被にひげ状突起のあるジャーマンアイリスと、外花被にと鶏冠状(とさか状)突起のあるイチハツはすぐ区別できます。ジャーマンアイリスはアヤメ科アヤメ属で、学名はIris germanicaです。ヨーロッパから中近東にかけて分布する様々なアヤメ類が交雑されてできた雑種群です。別名はドイツアヤメです。イチハツはジャーマンアイリスよりやや小型で、基本的には薄青色の花です。イチハツはアヤメ科アヤメ属の多年草です。学名はI. tectorum Maxim. で、原産地の中国から室町時代に日本に入り、観賞用に栽培されてきました。アヤメの類の中で一番早く咲き出すため、イチハツ(一初)と呼ばれるようです。

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ジャーマンアイリスとイチハツの実

平野神社で見た花で、上段にジャーマンアイリス、下段にイチハツを示しています。

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2018年6月13日 (水)

・5月になると平野神社では西洋シャクナゲの花が咲きだしています

5月に入るといつもの散歩道の平野神社では、西洋シャクナゲが咲きだてきいます。西洋シャクナゲのことは先に京都植物園で見た花を紹介 しています。シャクナゲ (石楠花、石南花) は、ツツジ科ツツジ属 (Rhododendron) 無鱗片シャクナゲ亜属に属し、無鱗片シャクナゲ節の総称です。主に低木ですが、縦に伸びやすくて高木になるものもあります。ツジ科ツツジ属の低木で、ヒマラヤ周辺に多くの種類が分布しています。花の色は白あるいは赤系統が多いですが、黄色の場合もあり3~6月に開花します。

一般的にいわれるシャクナゲは園芸で使われる分類であり、植物学的な分類ではありません。植物学的な分類ではツツジ属のうち、シャクナゲ亜属[無鱗片シャクナゲ]を指します。その原種及びその系統のハイブリッドなどの園芸品種のうち、花が枝先に房状に多数集まって咲くものを日本では一般的にシャクナゲと呼んでいます。常緑で、大きい葉をつけます。

シャクナゲでは、株の先端に群がった数個の赤や白の花が豪華に咲かきます。今回花を見た時には咲きだし始めた頃で、群がってついている蕾状の花序から個々に花が咲いてくる様子が面白かったので写真に撮りました。

 

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シャクナゲの花

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2018年6月 9日 (土)

・100円ショップで見つけたステイショナリー(文具用品)便利グッズ(3:2018)

先に5年ぶりに100円で買える園芸用品を紹介しました100均ショップに行くと皆さん、老いも若きもちょっと女性が多いかなあ、それぞれ自分の好きな棚に向かって品選びをしています。私の最近のショッピングは円町近くの某家電製品のビルでコンピューター関係の消耗品を買った後、角の2階の本屋で本巡りをします。最後にはこの100均ショップで、園芸用品とスデーショナリー用品の消耗品を購入するのが定番のコースとなっています。

いまだに頼まれ原稿を書くこともあり、ステイショナリーは欠かせません。現職中に使っていた多くのステイショナリーは大学生協まで行って購入していましたが、だんだんと大学に行くのが億劫になり、ネットでも買えることを知りネット注文をしたりしていました。しかしネットでは間に合わないことも多く、そのうちに100均ショップで何とほとんど変えることを知り、それ以来この種の店を愛用しています。あちこちに在ったこの種の店も、競争が激しいのか品揃えの良い店が生き残ってきているようで、また扱っている製品に特化してきているようです。家人はケーキ作りを良くしていますが、その紙ケース、包装用ラップ、シールなども特定の店に行っているようです。そこで、今回は今回買った私のよく使っている、ステイショナリーの一部を紹介します。

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100円グッズ

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2018年6月 4日 (月)

・100円ショップで見つけた園芸用便利グッズ(2:2018)

以前に「100円ショップで見つけた園芸用便利グッズ」を紹介しましたのは、5年前の2013年でした。その後も100円ショップの品物は種類も増え、便利なグッズも増えてきて、こんなものがあったらという消費者の要望にいろいろ応えてきています。内容的には100円ではちょっと無理という商品もあり、それ用には300円などの値札がかけられてきています。紹介した多くの便利グッズを、ブロ友さん達にはすでに愛用されていました。

5年前から園芸用品として愛用してきているのは、濃縮液肥やビニールタイで先の細いジョロも便利で重宝しています。今回特に気に入って買った商品はスプレーの先が2個組で、ペットボトルに使えばそれが霧吹きに使える便利グッズです。それと植木鉢で広がってくる枝や花の整理に必要な、3段組のリング支柱です。アサガオなどのツル物に限らず、ペチュニアやペンタスなど背丈が伸びてたくさん花を着けるものの整理にはとても便利です。自分で支柱を立ててビニールタイで囲っても、中々丸く綺麗には収まらないので、これがあればベランダもスッキリ整理できます。

便利に使っていて重複するグッズも一部ありますが、今回便利で買った10円グッズを紹介します。

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100円グッズ

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2018年6月 1日 (金)

・平野神社ではハコネウツギが白からピンク、赤へと色を変えカラフルに模様替えをしていました

平野神社の桜園に、秋にはスイフヨウが多彩な色に変化して、訪れる参拝者の目を楽しませてくれます。一方春にサクラが終わった後はイチハツやジャーマンアイリスが咲き 、境内ではシャクナゲが咲きだします。その頃、桜園の一部でハコネウツギが咲きだし、スイフヨウと同様に白い花が、ピンク、赤色と色を変え、参拝者の目を引きつけています。

ハコネウツギ(箱根空木)とはスイカズラ科タニウツギ属の落葉低木です。学名はWeigela coraeensis(シノニムはW. amabilis)。別名にはベニウツギ、ゲンペイウツギなどがあります。日本各地の海岸近くに自生する落葉低木ですが、綺麗な花が咲くので庭園樹としてもよく植栽されています。花期は56月頃で、漏斗状の花を咲かせ白い花が次第に赤へと変化します。名前に箱根が付きますが、箱根にはわずかしか自生していないようです。

卯の花の別名で知られているウツギはユキノシタ科の植物で、スイカズラ科のハコネウツギとは別の種類です。ウツギも、ハコネウツギの傍で咲いています。同じウツギの名がつくのは、枝の髄(ずい)の部分が中空になるため、この名前が付いたのでしょう。また同じスイカズラ科の近縁種に、ピンク色の花を咲かせるタニウツギ(Weigela hortensis)、白い花を咲かせるシロバナタニウツギ〔f. albiflora〕があります。 また、濃い紅ピンク色の花を付けるオオバニウツギ〔W. florida〕などの近縁種も庭木に使われます。

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ハコネウツギ

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2018年5月28日 (月)

・平野神社のサクラとエノキ(榎)の木に奇妙で面白い形の虫こぶ(虫嬰ちゅうえい)がついていました

いつもの散歩コースで平野神社の前まで来ると、先に紹介しましたキリの花が今年も咲いいました。少し行くとザクラの木があり花は終わって葉だけでしたが、葉に何かこぶのようなものがついていました。近くの枝の葉にもやはり同じようなこぶつき、黄緑色や白あるいは茶褐色のものもありました。虫が卵を産み付けてできた虫こぶらしく、中を割ってみると卵のようなものが入っていました。多分サクラフシアブラムシによるもので、サクラの木に寄生し、葉の細胞がその刺激を受け異常肥大して奇形になって虫こぶを作り、中に卵を産み付けています。

 さらに東側から境内に入ろうと鳥居まで来ると、その手前に1本の大きなエノキの木があります。その葉にも普段気の付かなかった小さなトックリ状のこぶが、たくさんついていました。これもやはり虫こぶと思われ、ユーモラスな形でしたので紹介します。

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虫こぶ

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2018年5月21日 (月)

・スイートピーの開花後につく莢を早めに取り除いているとまだ咲き続けています

先にベゴニアセンパフローレンスでは、雌雄異花で雄花と雌花がつき、雌花ではすぐタネができるので雌花は早めに取る方が 、たくさんの花をいつまでも咲かせられることを紹介しました。また更に、たくさんの花をつけるキンギョソウ、ナデシコやパンジー

でも、咲き終わった花がらを取り除くとタネができないで余分な養分の消耗をせずに、

元気に長く花を着けることを紹介しました。また毎年結婚記念日に咲かせているスイートピー、開花後そのままにしておくとすぐ莢が着き、みるみる内に莢の中に大きな丸いタネができてしまいます。開花後の花がらと膨らみだした莢とを早めに取りのぞいてやれば、今月いっぱいくらいはまだ咲いてくれます。

 また、今もベランダで咲いているクリサンセマム・ムルチコーレ、ハナニラ、カランコエも、咲き終わった花をこまめに取り除いてやればまだしばらく咲き続けてくれます。

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スイートピーの花と莢

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2018年5月17日 (木)

5月のベランダでは新顔でペチュニアと近縁属の赤紫色のカリブラコアが咲きだしてきました

家人が昨年の晩秋頃咲き終わった何株かの鉢を、実家から持ち帰ってベランダに置いていました。その一つは何か名前が分からないものの、宿根草ならまた春になれば、生長して来るだろうとベランダに置いていました。5月頃から新芽が伸びだしてきて、鉢からはみ出してきましたので丸い支柱を立てていましたら、シュートとの先端から赤紫色の蕾がつき咲いてきました。花弁が5枚ですが、一重でなくダブルになった花弁も見え、花弁の中にはっきりとしたスジが見えました。まだ生育初めのためかあまり草丈は伸びてこないのですが、もっと暑くなれば伸びてくるように思えました。先にラナンキュラスのリビエラ系統では、たくさんの白色花弁の中から緑色の葉が突き出ている ことを紹介しました。リビエラではおしべがツバキのように花弁化したものの、花弁も葉が変形してできており、この中央部の花弁は緑の葉に先祖返りをしているようです。

この花の名前を花の専門家のHさんにお聞きすると、ペチュニアの近縁属のカリブラコアではないかとのことでした。カリブラコアはナス科カリブラコア属の多年草で南アメリカ原産です。学名 Calibrachoa sp ですカリブラコアは1990年にペチュニアから分かれて独立した新しい属です。それまで「小さなペチュニア」「枝が垂れるタイプの小輪ペチュニア」と呼ばれていましたが近年はすっかりカリブラコアの名前が定着してきました。

 

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カリブラコア

 開花の様子と、ダブル化した花です。品種は「ティフォシー」だと思います。

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2018年5月13日 (日)

・あなたはキンギョソウ、ナデシコやパンジーなどの花が咲き終わった後の管理をなにかしていますか?

我が家のベランダでは春ごろから晩秋頃まで、ベゴニア・センパフローレンスの花名がいつも咲き続けています。ベゴニア・センパは以前にも書いたとおり、雌雄異花で、同じ株に雄花と雌花が付きます。どちらも綺麗な花ですが、雌花はめしべの子房にたくさんのタネをつけます。一つの雌花には数百個のタネができ、雌花がたくさん咲くとそれだけ養分を吸収してしまうため、盛りを過ぎた雌花は早めに摘み取る必要のあることを先に紹介 しました。

この時期には毎年、ベランダではキンギョソウ、ナデシコやパンジーの花が咲いています。しかしこれらの花も特にキンギョソウなどは開花後に大きなタネの入った果実をつけます。早めにこれらの開花後の花を取り除かないと、タネが大きくなるにつれて養分を消耗して株は弱ってきます。その結果、新しい花芽のできるのが遅くなったり少なくなり、旺盛な開花は期待できなくなります。家人はあまり苗を植えたり追肥はしませんが、咲き終わった花を見つけるとこまめに取り除いてくれるので助かっています。パンジーやベゴニア・センパなど小さな花をたくさんつける草花は、採種したタネでも十分使えますが、先にベゴニア・センパで示しましたように、1つの雌花で十分な数のタネが入っていますので、12花あれば十分な苗ができます。慣れた人人なら我が家でもそうですが、ベゴニア・センパやナデシコ、キンギョソウは多年草なので、冬さえ何とか超せば毎年咲かせることもできます。

この時期には先日紹介したボタンなど、大きなタネの入った実を着けていることを、あちこちのお庭でよく見かけます。またシャクナゲやイチハツ、ジャーマンアイリスなども大きな実をつけますので、やはりこまめに取ってやる必要があります。

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開花後の花の様子

左上はキンギョソウの開花後の様子、左下に開花後の結実した果実と中のタネを示しています。右上はナデシコ、右下はパンジーで、いずれも開花後の花を示しています。

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2018年5月10日 (木)

・弥卯四月の居間の窓辺では白色のコチョウランとミニ胡蝶蘭が再び咲きだしてきています

先に昨年頂いた赤色のコチョウランの花が、綺麗に咲いてきてくれたことを紹介 しました。それに少し遅れて以前から栽培していた白色のコチョウランと、ミニで花弁の基部に赤味のあるミニコチョウランも咲いてきています。ラン類はどの種類も花弁が複雑な形態に変化していて一層豪華さを増していますが、そのことをカトレアミニコチョウランデンドロビウム オンシジウムなどについて紹介してきました。

花弁の華麗さに加えて、コチョウランでは花茎が長くまたその両側にそろって一定方向に咲いている様子が、その豪華さを一層引き立てています。どのようにして一定方向に向けて咲かせるのか、不思議でした。そこで前回紹介しましたコチョウランではそのことを確かめるため、長く伸びた花茎を一定方向に向けて誘引し、その両脇に蕾がついてから太陽の方向に向けて栽培しました。その結果開花時には、揃って太陽の方を向いてそれぞれの花は咲いていました。今回の白色のコチョウランでも同様な結果でしたが、ミニコチョウランではある程度は揃いましたが、その揃いは普通のコチョウランほどではありませんでした。花数が少ないミニでは花茎も短いので、それほどそろって一定方向に誘引する必要もないので、それでも良いのかもしれません。

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胡蝶蘭

開花時のそれぞれの花をしましました。

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2018年5月 8日 (火)

・今年も卯月4月に京都府立植物園で艶やかに咲いた鉢植えのボタンの花を観賞しました

牡丹は、ボタン科ボタン属の落葉低木です。学名はPaeonia suffruticosaです。別名はフウキソウ(富貴草)。原産地は中国で、開花期:4月~6月で春から梅雨の時期にかけて、バラのような美しく、大きな花を咲かせます。大きな花びらは、薄く絹のようにも見えますが、実際手で触ると分厚くしっかりしているのが特徴です。

牡丹の原産地は中国で、根皮には鎮痛や鎮静、消炎効果があることから婦人病の治療薬として西暦2世紀頃から栽培されていました。その後中国では5世紀頃から花の鑑賞がされるようになります。牡丹は花王、花神などの異名を持ち、最も艶やかな花として古くから絵画に描かれてきました。中国では国花として愛され、かの玄宗皇帝が長安の庭園に植え楊貴妃と花見を楽しんだようです。

日本へは真言宗の始祖空海によって平安時代にもたらされたとされ、枕草子や蜻蛉日記にも登場しています。江戸時代には、家紋の柄としても人気が高く、富貴や華麗さの象徴とみなされていました。

先に促成で早く咲かせたボタンを紹介しました、今回は卯月に咲いてきた、京都府立植物園展示の鉢植えのボタンを紹介します。

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新日月,聖代、架け橋、島の輝き

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2018年5月 6日 (日)

・英国で買ったお気に入りで愛らしい花模様の「ミラベル」のデーナーセット(その2)

何度かイギリスに旅行することがあり、ロンドンのリージェント通りに並ぶアクアスキュータム、リバーティーやウエジウッドなどの名店街を良くのぞきました。そうしてウエジウッドの本店でセールに出ていた愛らしい花模様の「ミラベルの洋食器セット」を買ったうち、紅茶のティーセットデイナーセットを先に紹介しました。

ウエジウッドの洋食器に植物関連の絵柄が多いのは、ウエジウッドの創設者とダーウインのつながりがあるからです。ウエジウッドを創設したジョサイア・ウエジウッドはダーウィンの母方の祖父にあたり、またダーウィン自身もウエジウッド家出身のエマと結婚しており、両家は深い絆に結ばれています。そんなわけでウエジウッドと花模様は、切っても切れない縁があります。また世界中の人に愛されている可愛いピーターラビットの絵模様も、ウエジウッドの飾りプレートや食器に採用されています。今回はミラベルの洋食器の内前回には紹介していなかった、ソースポート&ソーサーセットと蓋付き野菜/スープ鉢を紹介します。

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ソースポート&ソーサーセットと蓋付き野菜/スープ鉢

全てにあのミラベルの可愛い花模様がやさしく描かれ、またそれぞれの縁はゴージャスに金色の線と模様で縁取りされています。

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2018年5月 3日 (木)

・昨年植えたモッコウバラが枝を伸ばして、今年はたくさんの黄色の八重花を着けてくれました

今宮神社近くのお宅では毎年見事なモッコウバラの花が見られまして、それを先に紹介しています。しかしそのモッコウバラがなぜか切られて見られなくなり、昨年我が家のベランダで鉢植で育てようと植えましたが、今年は早くもたくさんの枝にびっしりと花を着けてくれました。

モッコウバラ木香茨木香薔薇)はバラ科バラ属の常緑つる性低木です。学名はRosa banksiaeで中国原産のバラです。開花期は初夏で一期性です。花は白か淡い黄色で、それぞれ一重咲と八重咲があり、直径2-3cmの小さな花を咲かせます。 黄花の一重や白花には芳香があります。一般的にモッコウバラといった場合には、黄色の八重咲を指します。葉は普通のバラに比べてやや小型で、柔らかいようです。

 

 

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モッコウバラの花(黄色の八重)

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2018年5月 1日 (火)

・今年も結婚記念日の昭和の日に、家人の好きなスイートピーの花が満開しました 

毎年429日は昭和の日で休日ですが、昭和世代の私達には昭和天皇のお誕生日のイメージが刻み込まれており、私たちの結婚詭弁日でもあります。毎年家人の好きなスイートピーの花をベランダに咲かせ、昨年もその花の様子を紹介 しています。いつもは食事に出かけますが、今年は28日に「懐かしの映画音楽2018」のコンサートに行きました。

 スイートピー の英名はSweet pea、学名はLathyrus odoratus で、マメ科レンリソウ属の一年草植物です。和名は、ジャコウエンドウ(麝香豌豆)やカオリエンドウ(香豌豆)、ジャコウレンリソウ(麝香連理草)などがあります。タリアのシシリー島原産で、日本では主に観賞用として栽培されています。他のヨーロッパ原産植物と同様に、弱酸性土壌が適するので、苦土石灰を播く方が生育は良くなります。直根性で移植を嫌うので、直播するか育苗しても早めに定植します。

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スイートイピー

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2018年4月29日 (日)

・あなたは5月15日の葵祭で使われる双葉葵(フタバアオイ)の花を見たことがありますか 

フタバアオイ(Asarum caulescens Maxim.)は、ウマノスズクサ科カンアオイ属の植物で、小型の多年性草本です。葉はハート形をしており、いわゆる『葵の御紋』のモデルであることで知られています。フタバアオイは名の通りハート形の葉を、普通は二つつける特徴があります。花は小さくて、地際に葉の下に隠れてうつむいて咲きます。京都植物園にはこの時期、植物園会館の玄関に大きな鉢植えでフタバアオイが飾られています。しかし皆さんは見るだけで通り過ぎて行きますが、葉の下に隠れてひっそりと咲いている花に気がつく人はまずいません。京都上賀茂神社の加茂祭(葵祭)で用いられることから、フタバアオイにはカモアオイ(賀茂葵)という異名もあります。和名は葉が二枚ずつ出ることから来ています。日本固有種で、本州の福島県以南から九州まで分布しています。

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双葉葵の葉と花

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2018年4月24日 (火)

・英国で買ったお気に入りで愛らしい花模様の「ミラベル」のデーナーセット

先に英国で買ったウエジウッドのお気に入りのミラベルのティーセットを紹介しました。この「ミラベル」シリーズは愛らしい花模様と優しい色彩が印象的なデザインで、 1976年~1998年まで製造されましたが、現在では廃盤のシリーズです。お徳用としてまとめて売られていたのをセットで買いましたので、今回はティーセット以外のディナーセットを紹介します。 

 ウェッジウッドは先にも書きましたが、「英国陶工の父」ジョサイア・ウェッジウッドによって創設されました。精緻なレリーフで有名なジャスパーウェアをはじめ、クィーンズウェア、ブラックバサルトなどの名作が誕生したのち、つややかな白さと透明感に堅牢性をも兼ね備えた素地「ファインボーンチャイナ」が誕生しました。ジャスパーシリーズでは小皿 ジャスパーシリーズ その3その4と4回に分けて紹しています。

その当時のイギリスでは陶器の白い色が出せませんでしたので、白色粘土の代わりに

牛の骨灰を陶土に混ぜてやっと乳白色のなめらかな焼き物であるボーンチャイナを、18世紀ごろにロンドンで発明されました。かつては他の骨よりもリン酸カルシウムを多く含む牛の骨灰のみが添加されていましたが、近年では骨灰を使わずに直接骨リンを用いる方法もあります。焼結前は灰色をしており、焼結することにより乳白色へと変化します。

ウエジウッドのボーンチャイナはきめ細かく輝く素地に鮮やかに映える絵柄や、洗練された形は実に多種多様ですが、その全てに伝統のクラフトマンシップが息づいており、「質の高いテーブルウェアをより多くの人に」というジョサイアのスピリットは創業当時から変わらずに受け継がれ、現在も多くの人々を魅了し世界の食卓を彩っています。

 

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ディナーセット

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2018年4月18日 (水)

・弥生3月末には今年も第58回目の京のツバキ展が京都植物園で開催されました(その3) 

京都植物園でのツバキ展で京椿の名花を紹介してきましたが、中でも法然院 奥村邸 地蔵院などの五色散椿 では花の咲き分けがあり、1本のツバキの木に紅色、白色、白色に紅の絞りなどが入り、「花の咲き分け」の不思議さに驚かされます。「花の咲き分け」は「源平咲き」などとも呼ばれます。それは源氏の旗が白色、平氏の旗が赤色だったことから、そう呼ばれています。この「源平咲き」は、モモや、ウメでは有名で、ツバキやツツジの仲間でも見られます。

今回紹介する奥村邸の五色散椿は、1本の木で4本の幹があり、それぞれに紅色、ピンク色、白色で紅の絞りが入ったりしています。幹を子細に観察しても、接木した跡は見られません。このような「咲き分け」が起こる機構としては、トランスポゾンと呼ばれる染色体の中を動く遺伝子が関係していると推定されています。ツバキの赤色はアントシアニン色素が合成されるためですが、その生成されるいくつかの過程の酵素にトランスポゾンが関与し、その生成をブロックします。この過程が完全にブロックされると白色になります。一方、部分的にブロックされる場所とされない場所がある場合には、ブロックされない場所ではアントシアニンが形成されそこだけに絞り模様になって紅色が発現します。

奥村邸は上賀茂神社の少し北の柊野(ヒラギノ)地区にあり、京都市の天然記念物に指定され、次のような説明があります。

「柊野の散椿(チリツバキ) 

散椿は、ツバキの園芸品種で、花弁がそれぞれ離れて散るところから、その名がある。 この柊野の散椿は、本来一本であったが、後に根元に土盛りがなされたため、現在は地表で四幹となっている。各幹がそれぞれの方向に伸長して形成する樹冠は散椿としては極めて大きく、全国的に見ても有数の規模の貴重なツバキである。花は赤と白の咲き分けで、毎年四月には見事な花を数多くつける。昭和五十九年六月一日京都市指定天然記念物に指定された。」

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奥村邸の五色散椿

1本のツバキの木に、このような「咲き分け」が起こり、紅、ピンク、白地に紅絞りの花が咲き、非常に豪華です。花は花弁ごと落花しないで、花弁がハラハラと散ります。

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2018年4月15日 (日)

・弥生3月末には今年も第58回目の京のツバキ展が京都植物園で開催されました(その2)

前回ツバキの概略と京都植物園でのツバキ展を紹介しました。ここにはその続きとして社寺の残りのツバキを紹介します。

ツバキ展では切り枝の花になるため、本来はその現地でツバキの花を見て貰えれば、一層趣が増します。そのようなツバキの例として、北野天満宮近くで天野屋利兵衛ゆかりの地蔵院のの散りツバキを紹介しています。ツバキは花ごとポロっと落ちると思われがちですが、サクラのように花弁がはらはら落ちる散ツバキもあります。また、白河上皇が院政を敷いていたゆかりの城南宮にもツバキのコレクションがあり、特に自生のヤブツバキを初めその他300本の椿の花のある事を先に紹介しています。また、千本釈迦堂には大好きで見事な幾何学的模様をしたピンクの乙女椿のあることを紹介 しています。

 

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大聖寺・玉兎

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2018年4月12日 (木)

・弥生3月末には今年も第58回目の京のツバキ展が京都植物園で開催されました(その1)

ツバキ(別名ヤブツバキ)は日本原産で、日本の本州、四国、九州、南西諸島に、また国外では朝鮮半島南部と台湾に分布する高木です。学名はCamellia japonica)で、ツバキ科ツバキ属の常緑樹です。本州中北部にはごく近縁のユキツバキがあり、ツバキは海岸沿いに青森県まで分布し、ユキツバキはより内陸で標高の高い位置にあって住み分けています。ユキツバキの学名はCamellia rusticana で、ツバキ科ツバキ属の常緑低木です。主に日本の太平洋側に分布するヤブツバキが東北地方から北陸地方の日本海側の多雪地帯に適応したものと考えられています。

日本には多くのツバキの品種がありますが、基本的にはこのヤブツバキとユキツバキの2種に由来しています。これらのツバキは日本人に古くから愛されて、歌に歌われてきました。京都では幸いに戦災の被害から免れ、社寺に植えられていた由緒あるツバキが巨木になり、天皇、茶人、武将、高僧、文人などにより京都の歴史を物語ってきた銘木が今なお健やかに生育しています。京都園芸倶楽部では、これらの銘木の切り枝を一堂に集め、公開展示しています。それらの名花を2回に分けて紹介します。

毎年この時期には花寄せに各社寺にいきますが、先には奥村邸 平岡八幡宮のツバキには先に紹介しています。

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霊鑑寺・舞鶴 

霊鑑寺(京都市左京区鹿ケ谷)は寺格の高い比丘尼(びくに)御所。後水尾院遺愛の散椿をはじめ、日光の巨木、舞鶴、曙など由緒ある京椿が多く植栽されています。

舞鶴は紅色地で、白斑入りの一重で中輪の花です。

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